岡本裕明氏の12/10付けアゴラ記事「中国はどこまで暴れる気なのか?:習近平国家主席の『個人的対日バトル』」へのコメントです。
中国はどこまで暴れる気なのか、たぶん、その答えは高市氏を首相の座から引きずりおろすまで、これが習近平氏の「個人的対日バトル」の勝利を意味するものだと思います。現在の中国の狂ったような一連の行動は習氏に対する忖度の影響が極めて大きいと考えています。
これは高市総理を持ち上げ過ぎのような気がいたします。中国と、特に米国関係の一連のニュースを並べると、日中間の緊張の高まりの裏にあるストーリーが見えてくるように思えます。
まず、11/19にFNNプライムオンラインが伝えた「アメリカ議会『中国は台湾侵攻の準備を急速進展』 国防総省に対応能力評価を勧告」と題するニュースがあります。内容は見出しのとおりです。これに対してトランプ氏は12/2に「台湾保証実行法」に署名しております。https://www.fnn.jp/articles/-/962623 https://mainichi.jp/articles/20251204/k00/00m/030/028000c
また、12/8付けのデイリー新潮によれば、「米中経済安全保障調査委員会(USCC)」が11/18に公表した年次報告書の中で、早ければ2027年にも中国が台湾進攻に踏み切る可能性があること、その際起こり得る24通りのシナリオのうち、台湾占領に成功するシナリオは2つだけで、いずれも「米軍の日本への事前展開が遅れたり、または、日本の自衛隊が米軍に対する後方支援や米軍防護の軍事的な支援を行わなかった場合など、特定の条件が重なったケース」であると。https://www.dailyshincho.jp/article/2025/12080501/#goog_rewarded
ここから読み取れることは、自衛隊の後方支援も台湾占領の成否を分けるカギであり、支援に積極的な高市政権に、中国が著しい嫌悪感を示すことは、まったく理解できることです。まあ、ここまでいら立つ理由には、公明党や立民岡田氏経由の工作に失敗したという、メンツの問題もあるのかもしれないのですが。