アゴラ編集部の12/17付けアゴラ記事「年内の衆院解散見送りで高市首相はいつ『勝負』に出るのか」へのコメントです。
2026年の早い時期に解散総選挙を行うなら、2月中に組閣までできるスケジュールを組むべきだと思います。
2026年の春節休日は、2/23までとなっており、春節明けに台湾進攻が開始される可能性もあります。遅くとも2/15には総選挙を行い、間髪を入れずに組閣することが肝要だと思います。総理大臣指名以前に大臣の人選を行うことは、いろいろ批判があるかもしれませんが、黙ってやる分には、批判のしようもないわけで、極秘のうちに種々のケースを想定した人事案を作っておくのが良いのではないかと思います。
そうなりますと、解散は1月の早い時期にするのが良く、その理由付けとして、「先行きの世界情勢が不透明である」ことをあげれば、世間の納得も得られるのではないかと思います。
最悪のケースは、ずるずると先送りをして、混乱の中での総選挙となること。中国にとって台湾進攻のベストタイミングは、衆院解散直後の、政権がどうなるか未定の時期ですから。
また、大混乱の中での総選挙となりますと、野党勝利の目も出てくるかもしれません。そうなった場合は、最悪(中国にとっては最良)ということになってしまいます。何事も、先手先手と手を打たなくてはいけません。