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FRB人事へのトランプ氏の意図

岡本裕明氏の1/31付けアゴラ記事「なぜ日本は二極化するか?」へのコメントです。


今日、FRB議長にケビン ウォーシュ氏が指名されました。4人の中で下馬評としては本命ではありませんでした。トランプ氏とも関係は一番薄い方だと思います。その彼がどんな采配を振るうのか手腕を見たいと思いますが、金利はトランプ氏が思うようには下がらないはずです。

この人事は、トランプ氏がドル防衛を優先した結果と考えられております。つまり、ウォーシュ元理事は、最近金融緩和的言辞が目についたものの、本質的には引き締め側に立つ人物だということですね。もちろんこれは、トランプ氏が全部分かった上でのことでしょう。

米国にとってあり得る最大のリスクは、ドルが基軸通貨の地位を失うことで、グリーンランドをめぐるトランプ氏の横やりが、米国と欧州にあわや亀裂が入るかと思われるシーンもあったことから、ドル、米国債、米国株式のトリプル安を一時招いておりました。

金の高騰もドル不安を反映してのもので、なぜか円安阻止に米国がテコ入れする姿勢を示したのも、米国のトリプル安を日本の債務不安のせいにしたが故の結果とみられました。もちろん、原因はトランプ氏のグリーンランド政策にあり、こちらでTACOを決め込んだものだから、これらの変調は元に戻す方向に動きつつあります。FRB人事もその一環なのでしょう。

この先は、ウォーシュ氏がどの程度の引き締めに出るのか、トランプ氏の意を汲んで金融緩和するのかにもよるのですが、これはまた米国のインフレ傾向にもよるのですね。とはいえ、基本路線は、行き過ぎた金の高騰にブレーキがかかり、円高は一転円安基調に戻す、日本は金融緩和を志向することになるのではないでしょうか。まあ、当たらぬも八卦、なのですが。

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