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新型コロナの現状(3/29)

鉄腕ダッシュを見ていたら遅くなってしまいました。新型コロナ感染状況の3/29版を、本日は簡単にご連絡いたします。

我が国の状況

このところ深刻化しております感染者の急増がさらに激化し、本日正午時点での厚労省の集計では昨日からの増加が194人、累計1,647人となっております。

本日の悪いニュースは、累積感染者数の倍増に要する日数が、これまでの14日から、12日と短くなっていることで、指数関数的な増加としても、その傾向がさらに急激になっていることを意味します。

とはいえ、毎日20%近い増加率となっております米国などでは、倍増に要する日数は4日と、非常に短い日数で倍増しておりますので、これらの欧米諸国に比べれば、我が国はまだ穏やかであるともいえます。

コロナの推移0329

あまり安心してもおられないのですが、、、

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況ですが、全体に感染者の増加率が低下する傾向がみられます。昨日60%近い増加率を示しましたトルコの増加率が30%の手前、米国、ベルギー、ポルトガルの増加率が依然として20%台であるほかは、ヨーロッパ各国の増加率も軒並み10%台へと低下しております。

まあ、10%台の感染者増加率がそうそう低いというわけでもなく、以前として危機的状況が続いていることに違いはないのですが、それでも改善の兆しがみられるということは、良いニュースといえるでしょう。

なお、我が国の感染者増加率も、本日のところでは、12.9%と欧米諸国の仲間入りをしております。日々の新規感染者数は大きな増減がありますので、一日のデータだけであまり心配する必要はないと思いますが、このような高い値が続くようですと、これは少々問題です。

今後の推移を見守りたいと思います。

コロナの感染者と死者03279

フィナンシャルタイムズのコロナページ

3/30追記:フィナンシャルタイムズのコロナ特設ページには、各国、各地域での感染状況を比較したグラフが掲載されています。

これによりますと、日本と韓国は、ほぼ同様の推移をたどっており、非常に良好な結果となっています。

中ほどの図に、武漢とロンバルディアの推移が黄色と紫の線で示されていますが、これよりもさらに悪いのがマドリッド、カタロニア、そしてニューヨークなのですね。

ニューヨークがこの先ひどいことになりそうであるということは、すなわち世界経済への影響もそれなりに深刻なものとなりそうです。非常に心配なデータではあります。

なお、Chromeで読んでおりますと、右クリックで「日本語に翻訳」を選ぶことで、文字部分は日本語に訳すことができます。で、国別の結果をまとめた表なのですが、「七面鳥」国の結果も記されているのですね。

もちろんこれは、本物の七面鳥さんの国ではなく、トルコのことなのですが、一瞬びっくりしてしまいます。