青山まさゆき氏の4/27付けBLOGOS記事「報道は事実を伝えているか?…」にコメントしました。
たしかに、最近の「若い人の重症化が増えている」というニュースは、印象操作的であると、私も、感じております。
よく聞いていると、「母数が増えると、結果として、若い人の重症者も増加する」とか、「変異株により重症化する若い人が増加するおそれがある」といった言い方をしているのですが、ぼやッと聞いていると、「若い人の重症化率が上がった」という印象を持ってしまいます。
基本的に、自覚症状がない、あるいはあっても軽症で済む率の高い、若い人が出回ることで感染拡大することを恐れているのでしょうが、印象操作でこれをやるのは少々問題なのですね。
実際問題として、感染拡大を防ぐために、若い人もあまり出歩かないようにする必要があるのですが、これを単にお願いしてもあまり効果がないという問題がベースにあるのでしょう。だから、手を変え品を変えてフェイクニュースもどきを流しているのでしょう。でも、これはフェアなやり方ではないし、こんなことが通ってしまったら、他の印象操作も正当化されてしまいます。
結局のところ、お願いベースが効かなくなったら、商店やイベント施設の閉鎖により街に出る人を下げるといった、強制措置が必要になるのでしょう。これには、相当な経済的ダメージを伴うのですが、感染拡大を阻止する手が他にないなら致し方ない、ということではないでしょうか。
仕方ないね。