WEDGE Infinity(桒原響子氏)の3/5付けBLOGOS記事「プーチンの誤算とディスインフォメーションの限界」にコメントしました。
嘘も最後までつき通せば本当になると言いますけど、ばれる嘘は最悪で、自らを傷つけてしまう。情報統制できるプーチンは嘘をつき通す自信があったのかもしれないけれど、今日の世界でそれは困難、ということですね。
そんな時代のベストの情報戦略は、真実を流すこと、報道言論の自由を確保すること、これに尽きるのですね。真実を話しておればウソがばれる心配は原理的にない。最強のポジションが確保されます。
プーチン王朝のぐらつきを見れば、類似した王朝制にある中国や北朝鮮も、ちょっとは考えるのではないかと思いますけど、いまさら軌道修正は無理、かな?
(以下、3/7の追加です)
プーチン氏の犯した間違いは、お笑いタレントを劣った存在と考えてしまったことじゃないかな? 実は、お笑いは、そう馬鹿にしたものでもないのですね。
人を笑わせるということは、相当に賢くなくてはできない。それも瞬間的な判断力で。そうじゃないと、アドリブなんてできないのですね。タモリ氏やビートたけし氏をみれば、その才能はそんじょそこらの人を足元にも寄せ付けないものがあるのですね。
もう一つは、お笑いというものは自己否定から入る、ということ。おどかしゃさっさと逃げ出すと考えたのも大間違い。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれを地で行くのがお笑いだ、ということ。誰かプーチンに教えてやれ!
ロシア早く引け