昨日朝の写真です。海岸の砂がすっかりなくなってしまったという話を聞いて、みてきました。ひどいものです。昔は数十メートルの砂浜があったはず。まあでも、江の島、富士山の景色はそのまま。あたりまえですが。
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コメントに少々誤解があるようですので一言だけ。
砂浜が無くなった原因は、温暖化による海面上昇ではなく、海流の影響によって砂が持ち去られたことが原因です。もう一つの理由として、河川による砂の供給が減ってきたという問題も指摘されています。これは、治水が十分に行われると、川の流れが緩やかになり、砂が海まで供給されないという問題です。
稲村ケ崎に関しては、もう一つの問題があり、浜を修復しようという意欲もなくなってしまったのかもしれません。というのは、この付近で下水管が破裂して、汚染水が海に大量に注ぎ込まれたという事故があったのですね。こうなりますと、海水浴など、このあたりでは少々遠慮してしまう。浜がなくても誰も困らなくなってしまいました。
ここの砂は、写真でも黒い色をしているのがわかると思いますが、砂鉄を高濃度に含んでおります。古くはこれを鉄資源として利用したこともあったようなのですが、資源の取りすぎというわけではありませんのでご安心ください。それほどすごい資源でもありませんから。
うちの近くも無くなった
砂浜なくて即海
温暖化