岡本裕明氏の10/6付けアゴラ記事「北朝鮮はなぜミサイルを飛ばすのか?:周到な準備が進んでいる可能性」へのコメントです。
核とミサイルへの北朝鮮のこだわりは、ある意味日本にとってチャンスなのですね。何しろ、旧ソヴィエト連邦が崩壊したのは、共産党主導経済の非効率さに加え、米国との軍拡競争に巨額の資金を費やしたため。ここで、我が国が北のミサイルを無効化する手を打てば、彼らはこれに対抗せざるを得ず、底なしの資金流出に見舞われることになります。
このために我が国がなすべきことは、まずは偵察。北ミサイルの発射を即時にとらえる偵察衛星と、その軌道を追うレーダシステム、北朝鮮近海に配備したイージス艦と、列島付近のレーダシステムで把握する。少なくとも、北のミサイルが頭上を通過するはるか前に警報を出すようにしなくてはいけません。
ミサイルを迎撃するシステムとして、迎撃ミサイルは既に配備されておりますが、この拡充をまずすべきでしょう。これに加えて、大出力レーザと、マイクロ波による迎撃システムを並行して開発すればよい。これらは、すでに核融合のために開発されており、我が国は世界の中でもかなり先端に近いところにいる。あとはこれらをミサイル迎撃に応用する手を考えればよいのですね。
その他、潜水艦発射ミサイルに関しては、水中ドローン(UUV)と呼ばれる無人潜水艦を多数日本海に遊弋させればよい。これらのコントロールは日本海に配備したイージス艦でできるでしょう。最初は北の潜水艦の位置を把握しておけばよいのですが、最終的には撃沈できる装備も備えておくこと。
この手のシステムを着々と整備して、適当な機会にその能力をアピールする。自国のミサイルが無害化されたと知れば、金正恩も対応をとらざるを得ない。そしてこの手のハイテク兵器の開発には巨額の資金が必要になる。おそらく、さほどかからずして、北朝鮮は崩壊するのではないかな?
ついでにロシアと中国も