森本紀行氏の10/11付けアゴラ記事「2017年4月7日金融庁長官講演の衝撃」へのコメントです。
石田衣良さんの書かれたミステリー「波のうえの魔術師 (文春文庫)」が、このあたりの問題を扱っておられます。この本が出たのは2003年で、ずいぶんと前の話ですが、2017年ごろもまだ似たようなことをやっていたのでしょうか?
「波のうえ」が問題としたのは『変額保険』ですが、その他、為替に絡んで『デリバティブ』などという怪しい商品を売りつけられたところもたくさんありました。こちらは、企業が餌にされたわけですね。
何事によらず、商売は信用第一。顧客利益を損ねぬように、まじめにやらなくちゃいけません。そうしないと、困った時に助けてもらえない。麻生氏の言われる「やっぱり株屋は信用されていない」みたいになっちゃいますよ。