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中国経済の低迷が危機の原因か

田原総一朗氏の11/3付けアゴラ記事「中国の経済低迷が招く米中関係の危機」へのコメントです。


「中国の経済的低迷が米中関係の危機を招く」という一面は確かにあるのでしょうけど、より大局的に見れば「中国の経済的発展が米中関係の危機を作り出した」ということでしょう。

この危機を抑えるためには、中国の経済成長を減速させるしかありません。そして、現実はその方向に向かいつつあり、中国政府がこれに対抗する結果、もう一つの危機を作り出している、というのが現実でしょう。

経済的危機を戦争で解決するというのは、古典的な考え方であり、近年では、戦争は新たな経済危機を作り出すだけ。ロシアの現状を見れば、こんなことは一目瞭然で、中国政府にもこの程度のことはわかっていると思いますよ。

もちろん油断は禁物で、台湾有事を抑える必要はありますが、中国経済には、このままシュリンクしていただくしかない。現在のところこの作戦は順調に進行中であり、短気を起こさず、じわっと中国を締め上げるのが吉だと思います。

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