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共産党を利す「原子力ムラ」

澤田哲生氏の12/1付けアゴラ記事「GXの足枷になる原発再稼働問題の根っこ」へのコメントです。


本来は中間派と思える議員たちもこの共産党議員の強い主張と理論武装の元にだんまりを続け忖度を決め込んでいる。かたや容認派は多勢に無勢、言いたいことも封殺される雰囲気が蔓延していた。あれから3年以上が経過したが今もって国が前面に立っている姿は見えない。

今の日本、それほど共産党のシンパが多いとも思えないのですね。もしも共産党の主張が通ってしまうなら、その主張に何らかの正当性があるから、少なくとも、地元住民の心をとらえるものがあるからなのではないでしょうか。

田中私案の重大な問題点はかつて原子力ムラでもしばしば議論された。

「原子力ムラ」、懐かしい言葉です。これを認めてしまうのは、ちょっとまずいのではないでしょうか。

いずれにせよ、問題は、共産党にあるのではなく、共産党の主張を国民が聞いてしまうような状況を作り出している「ムラ」の方々じゃないかと思いますよ。きちんと説明して関係者の理解を得る、それが正しい道じゃないかと思いますよ。法の上に民意がある、そう考えるのが妥当じゃないでしょうか。

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