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バカの世界チャンピオン

藤川賢治氏の12/25付けアゴラ記事「日本の感染対策はバカの世界チャンピオン?」へのコメントです。


「交通安全モデル地区」などと書いてあるところは交通事故が多いという話を聞いたことがあります。もちろん、交通事故が多いからモデル地区に指定したわけであって、モデル地区に指定すると事故が増えるわけではないのですね。

似た話に、「痴漢に注意」などという看板が出ているところは痴漢が良く出る。まあ、痴漢が良く出るから、こんな看板が出ているのですが、看板を見て痴漢を働く人がいるのだ、などという理屈を付けられないわけでもない。そんなことを言えば、怪しまれるだけですけど。

アフリカを旅行する人が、マラリアのワクチンを打ったりするのだけど、その割にはアフリカにマラリアが多い。そりゃ、マラリアが蔓延しているからワクチンを打つのであって、ワクチンを打ったからマラリアの感染が拡大したなどと主張したら、たぶん馬鹿にされる。

コロナワクチンを打つ人が多いのは、コロナの感染が拡大しているからだ、それで死ぬ人が多いからワクチンを打つ人も多くなる、と考えるのが普通の考え方だと思うけど、中には逆に考える人もいる。この手の人がバカにされているのかいないのか、そのあたり、私にはよくわかりません。

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