岡本裕明氏の5/19付けアゴラ記事「いじめっ子、いじめられっ子、G7のもう一つの立ち位置」へのコメントです。
「G7」というのは、なかなか微妙なネーミングですね。まあ、ギターなどを弾いたことのある人間は、指がむずむずするかもしれないし、頭の中には和音が鳴り響いている。そして次は「C」が来そうだ、などと考えてしまいます。チャイナじゃないよ。
7という数字は、チームを形成した時にまとまりやすい数字であると言われています。つまり、リーダーの下に、7つの部署を設け、それぞれの部署に7つのサブグループを設ける。最下層のグループには、リーダーの元に7人のエンジニアと、それを補佐するテクニシャンを配置する。そういうチームが隅々にまで目が通りやすいチームになるというのですね。
G7の国々、一般的には先進国であり、幸せな国々に属すると思いますけど、こうして眺めますと、それぞれに不幸を抱えているようにも思えます。アンナ・カレーニナの法則というのを以前のコメントで述べましたが、この法則、幸福/不幸で分けられるものでもないのかもしれません。
ここは厳島神社に首を垂れ、平和祈念資料館で大いに反省をして、これまでの人生を反省し、心を入れ替えることで、不幸な人生に別れを告げて、人類の幸福な歴史を築くようにしなくちゃいけません。
不幸な人のアドバンテージは、他の不幸な人の気持ちがわかること。先進国がそろって不幸であることは、ひょっとすると悪いことでもないのかもしれません。
いじめよくない