屋山太郎氏(日本戦略研究フォーラム(JFSS))の6/1付けアゴラ記事「本当の政界再編を待つ」へのコメントです。
以下の前提「自・公両党さえ消えれば」は、どう考えたって成り立たないでしょう。
自・公両党さえ消えれば、どんな連立政権ができても日本は安泰である。
むしろ起こりそうなのは、5/22日に流れましたポストセブン記事「『維新と小池都知事が手を組み政権交代』のシナリオ浮上 自民党非主流派巻き込み保守再編の可能性も」です。注目すべきは、以下の諸点ですね。
まず、自民内部の反岸田派である菅義偉・前首相と二階俊博・元幹事長が、維新と小池都知事の仲を取り持ち、保守新党(小池維新と仮称)結成に進むというのが、起こり得る一つのシナリオでしょう。
一方で、自民と公明の関係が険悪化しており、連立解消の可能性もある。そうなりますと、自民、小池維新、公明、その他いくつかの弱小政党という構図になり、小池維新+公明の連携が成れば、政権交代のチャンスも生まれる可能性も出てくるのですね。
とはいえ、この手の緊迫した状況に至った際のありそうな展開は、自民と小池維新が組むパターンではなかろうか、と私は妄想しております。政策的に近いのは、この二党ですから。まあ、何が起こりますか、あたるも八卦でありますが。
民主信じない