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廃棄が心配? 太陽光パネル

藤枝一也氏の7/16付けアゴラ記事「その太陽光パネル、20年後どうしますか?」へのコメントです。


紹介されている文献には、興味深い一節がありますね。グーグル翻訳版で以下に孫引きしておきます。

ポリシリコンが 1 トン生産されるごとに、非常に有毒な化合物である四塩化ケイ素も 3 ~ 4 トン生産されます。

この一文を読まれてどのように考えますか? 四塩化ケイ素はポリシリコンの原料ですから、この有害物質を分解しないとポリシリコンはできないのですね。この手の記述をする文献は、果たして信頼に足るものでしょうか?

それはともかく、以前は、太陽光パネルを含む電子機器には、広範囲に有害物質が含まれておりました。これ、十数年前に規制され、現在ではほとんど含まれていないはずです。日本はこの手の環境規制がヨーロッパより遅れ、中国のカモにされてしまいました。環境問題に関しては、自国の国土を最も汚染いたしますので、先進国並みに歩調をそろえるのが良いと思います。

その他、PCBはそれ自体有害物質ですから、処理が大変なのは当たり前です。太陽電池はさしあたり粉砕して埋設処分でよいのではないかと思います。この手の廃棄物は、コンクリート廃材など、大量に出ておりますから特に太陽光パネルを問題視する理由もないはずです。

それよりも大問題が、原発から出る放射性廃棄物で、こちらを処理するために、高速炉の技術を使えるようにしなくちゃいけません。これを10万年も安全に保管するなど難しい話で、300年程度で無害化できるようにすることが、現実的な解ではないかと、私は考えているのですが、、、

1 thoughts on “廃棄が心配? 太陽光パネル

  1. MITSUNORI MINOSHIMA

    太陽電池といえば

    太陽電池のゼロワンぼでぃーgogoゼロワン僕らのキカイダーゼロワン!
    という主題歌が最初に思い出した。

    つまり石ノ森章太郎は偉大!
    そしてがんばれ水素!

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