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優秀と馬鹿の反転現象について

黒坂岳央氏の9/20付けアゴラ記事「バカになる勇気」へのコメントです。


誰もが「自分は優秀だ」と自分を大きく見せたがる。そうしないと他人からバカにされ、自信をへし折られてしまうのが怖いからだ。

これって、自分はそれほど優秀ではない、と自分でわかっているということですね。だから、これを隠すために、自分を大きく見せたがるのですね。

本当に優秀であると自覚している人の考えることは「俺がやらんで、誰がやる」ということであるはず。なにしろ、他人はそれほど優秀ではないのだから。

これはある種の使命感というよりも、己が特別に天に与えられた才能を、使うことをせずに、無駄に流してしまうことに、罪悪感すら感じる。だから、蛮勇を奮うこともまた必要と考える。そういうことじゃないかと思いますよ。

これを、己に才能はないと自覚しつつ、それを隠している人から見れば、「馬鹿なやつ」ということになる。世界が裏返しになっている、一つの典型例かもしれませんね。

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