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多少の問題

中村仁氏の11/12付けアゴラ記事「解散断念の『首相の誤算』は有権者にとっては朗報」へのコメントです。


ついでにいうと「多少は感じる」の「多少」の語感はよくない。

ごもっともです。「多少」の意味は3つあり、(1) 多いか少ないか、(2) 多いこと、(3) 少ないこと、ですから、ほとんど意味をなさない形容詞です。

「多少」と書かれた場合、他の情報から、いずれの意味であるかを判別しなくてはいけないのですね。だから、アンケートの項目に、これだけ書かれても困ってしまいます。まあ、そういうクレームなら、つけられないこともない。

とはいえ、ここでの中村氏の主張は、「普通に感じる」という選択肢がないことに異議を唱えているように読み取れるのですが、「感じない=0」「多少は感じる=1」「大いに感じる=2」の三段階評価をしているのであれば、それはそれで適切ということになります。

この部分、二つの話がごっちゃになっているのではないでしょうか?

2 thoughts on “多少の問題

  1. MITSUNORI MINOSHIMA

    総理大臣から解散権を取り上げなよ。
    そうしないといつまでたっても、政局ばかりで「政治」をやってくれない。
    国連の拒否権波に組織の停滞を生み出している。

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