岡本裕明氏の4/20付けアゴラ記事「新聞は無くなる運命か?:10代は2.1%、20代は2.8%の死滅状態」へのコメントです。
個人的にアメリカの金利高と物価高は本来は負(相反)の関係なのですが、今は正の関係にあるように見えるのです。つまり金利が上がれば物価も上がる、です。個人的にアメリカの金利高と物価高は本来は負(相反)の関係なのですが、今は正の関係にあるように見えるのです。つまり金利が上がれば物価も上がる、です
実際のところでは、物価上昇率と金利との間には正の相関関係があります。それどころか、物価上昇率と金利は、ほとんど等しい値になるのが実情です。
たしかに金利の引き上げには、物価高を抑制する効果はあります。でも、だから、物価が上昇するときに金利の引き上げがおこなわれるのですね。
そして、値段が上がる前に物を買ってしまおうというモチベーションは、物価上昇率と金利がイーブンになった時に収まる。ザックリ言えば、そんな関係にあるのですね。
因果関係と相関関係は別物であるという点に注意しなくてはいけません。そして、何らかの安定化の操作が行われているとき、因果関係と相関関係は、逆の傾向を示す。金利と物価上昇率の関係も、そうしたものの一つだと思います。
高金利