岡本裕明氏の5/28付けアゴラ記事「日本の政治勢力地図は変わるのか?」へのコメントです。
SMAPも嵐もAKBも元に戻ることはなく、過去の産物になったのです。
SMAPや嵐は、皆さんおじさんになってしまったら、そりゃ人気も陰ってしまいます。AKBはメンバーの入れ替えがあるのですが、それが仇になることもある。まゆゆなきAKBなど存在価値はない、と思う人だっていたのではないかな。長嶋茂雄なき巨人軍の監督をすることになった長嶋茂雄氏の悲劇もそういうことでしょう。
自民党に関して言えば、安倍氏暗殺なかりせば、ということではないかな。統一教会批判ばかりで安倍氏暗殺に対する非難はあまり聞こえなかったあの事件ですが、今回の裏金事件にしたところで、安倍氏が生きておれば起こらなかったはず。済んだことを悔やんでも仕方がないですけれど、他の人たちがもっとしっかりしなくてはいけません。
で、問題は、今の自民党にスーパースターがいないことなのですが、こういう時に有効なのが「集団指導体制」。ここは、個々の損得を一旦棚に上げて、この危機を乗り越えるべく、主だったメンバー数名で切り盛りをしなくちゃいけません。
安倍氏暗殺の教訓は、一人の人物によりかかりすぎると、その人に何かあった場合に組織全体が頓挫してしまうこと。集団指導体制ならそういうこともない。マスコミの批判も、分散して躱せば、大きなダメージを受けることもない。ここは、災い転じて福としなくてはいけません。
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