コンテンツへスキップ

駄々っ子の言の様な書き方だが

アゴラ編集部の7/22付けアゴラ記事「本当に『日本で頑張る気は起きない』のでしょうか?」へのコメントです。


豊田章夫氏の場合は、このエントリー主と異なって、経済合理性に反して国内生産比率を一定程度に維持しているのに、そのココロを官庁もマスメディアも(あるいは国民も)わかってくれない、ということに対して憤りを覚えているのではないかと思います。

基本的に、トヨタが国内生産を維持している理由は、国内関連各社の経営を考えての上のことでしょうし、お世話になった日本社会に対する恩返しのつもりもあるのでしょうし、日本に税金を納めて日本の国益に貢献しようという考えもあるのでしょう。

そのあたりは阿吽の呼吸でやらなくては。まあ、経営者の立場で我慢強くあれというのは、それはそれで立派なお考えだと思いますけど、他の国民がこれを期待するのも、どうかと思いますよ。

この先ありそうな事態として、トランプ氏が米大統領に就任すると、米国生産比率を高めることを日本メーカにも強く要請されるはず。これに充てるために他の工場を削る余地は、もしかすると中国にあるかもしれませんけど、日本国内の工場もその候補になるはず。日本サイドとして、いかなる対応を取るのがベストか、よく考えておいた方が良いと思います。

1 thoughts on “駄々っ子の言の様な書き方だが

コメントは停止中です。