音喜多駿氏の10/1付けアゴラ記事「石破茂はその変節を後悔する」へのコメントです。
大昔の話で今はどうなっているか知りませんけど、『日銀の金利操作と総理の解散に関しては、嘘をついてもよい』、という不文律があったと記憶しております。これが今も正しいなら、今回の解散は、非難されるようなことではないのですね。
まあ、7条解散が違憲だという主張には反するのですが、これは、司法がすでに否定している違憲との主張がおかしいわけで、過去のおかしな主張に縛られる必要もありません。
個人的には石破氏にあまり好ましい感じは抱かないのですが、なかなかの策士との印象はあります。つまり、憲法改正を最優先課題とするなら、野党の準備が整う前に解散に打って出るというのは有効な一打でしょう。
これが有効であるとの傍証は、ここにきて野党の諸氏から聞こえてくる恨み節のような主張からも明らかであるように思われます。
この先問題は、来年の参院選なのですが、君子豹変が石破氏の隠れたるモットーであるなら、岸田路線の継続を愚直に実行する可能性もあり、それなら経済・外交でもそうそうひどいことにはならないはず。ここは、お手並み拝見でも良いのではないかと思います。
ヤバいね