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準備怠りなく、は良い考えです

中村祐輔氏の3/2付けアゴラ記事「トランプ対ゼレンスキー:日本も最悪を想定した準備を!」へのコメントです。


米国が自国の利益しか考えないと他国が悟った時、隣国で異変が起こるかもしれない。米国が巻き込まれるのを嫌って、米軍を日本や隣国から引き揚げた時、日本はどうするのか?今日の米・ウクライナ会談を見て、もしもの時に、「日本に武器を供与して助けてやるから、感謝しろ。」と言われる可能性があると感じた。

日本人は、もっと自信を持った方が良いと思いますよ。ウクライナとは全然違う。日本のGDPは、ウクライナの10倍以上、ロシアに比べても倍ほどあるのですね。軍事予算に割く比率は少ないといってもGDPの何%という話ですから、GDPが大きければ、それなりに大きくなるのですね。

そして、トランプ氏がかつて「円安は米国にとって大惨事になる」と語ったように、その産業競争力は、やり方ひとつで世界に脅威を与えることもできる。現に、1970年代には、米国の産業に、壊滅的とまでは言いませんけど、大ダメージを与えたこともある。その後遺症が今日まで続いていることを、忘れちゃいけません。

今日の日本は、情報技術では米国に後れを取ってしまいましたが、まだまだできることは山のようにある。核融合の分野では、点火用のマイクロ波発生装置や超電導技術で世界をリードしているし、軽量高強度、あるいは様々な機能をもつ素材技術でもそうなのですね。

資源が乏しいといっても、エネルギーは、核融合やお荷物のプルトニウムを燃やす高速炉でどうにでもなるし、深海資源探査の可能性もあるし、複合材で逃げる手もある。要はやりよう一つ。先行きが危ないなら、きっちり準備怠りなくすればよい。そろそろ我々も、考えどころであるのかもしれません。

1 thoughts on “準備怠りなく、は良い考えです

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