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利益の奪い合いより価値の創出

岡本裕明氏の3/5付けアゴラ記事「始まった関税戦争:アメリカの勝ち目はない戦い」へのコメントです。


経済活動というものは、価値の創出を伴っております。そうだから、最終的に消費者が価値を消費することができるのですね。

でも、トランプ氏の生きている世界はディーラーの世界で、他人が生み出した価値を右にやったり左にやったりしておこぼれを頂戴している。ここでは、極端に言えば、価値の創出も滅失もなくトータルの価値は変わらない、ゼロサムゲームなのですね。(厳密には、価値は人それぞれだから、変動しているともいえますけど、ザックリ言えばそういうことなのですね。)

だから、他人の損が自分の儲け、ということになる。トランプ氏の「ディール」って、そういうイメージなのではないかな?

経済活動とは1+1が3にも4にもなる世界。つまりは、あっちでもこっちでも、付加価値を生み出しているのですね。それをいかに効率的にやるかが問題。簡単な話です。

トランプ氏には、織田信長さんあたりの知恵を拝借して「楽市楽座」でも取りこんだ方がよほどよいのではないかと思うのですが。

1 thoughts on “利益の奪い合いより価値の創出

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