アゴラ編集部の3/19付けアゴラ記事「『商品券問題』が前首相・元首相にも波及:『石破降ろし』のはずが自民崩壊か」へのコメントです。
ことは、合法、違法という問題ではなく、総理の新人議員への商品券配布、という行為を【国民が支持するか否か】という問題なのですね。これが支持されないから、内閣支持率がダダ下がりになる。このまま夏まで引っ張ったら、参院選での与党大負けが必至となる。これが最大の問題です。
ここは、野党が(戦いやすいからという理由で)石破総理続投を望んでいるなら、自民サイドがその望みに応える必要はさらさらない。石破氏のベストの道は、さっさと辞任して、国民人気の高い人を自民党の顔に挿げ替えることです。そのためのベストの顔は小泉氏と思われるのですが、小泉氏も、この問題に対しては種々発言されており、頼まれれば嫌とは言わないのではないかと思います。もちろんその裏では、知恵者がバックアップすること。若さゆえの間違いも、起こらないようにしなくちゃいけません。
自民党総裁交代の最大のリスクは、首班指名選挙において、野党の首相が誕生することでしょう。なにぶん、少数与党ですから、野党が一枚岩となって特定の誰かを押せばその人が次期総理になる。これに対抗する手段は、国民民主党あたりを自民が取りこむことで、玉木氏を取りこむことが当面の目標になるのではないかな。
仮に、この段階で野党の首相が誕生したとしても、その後の野党内には亀裂や混乱も生じるだろうから、その際にいずれかの勢力を取りこんで、内閣不信任に持ち込めばよい。仮に解散という手を打たれても、自民側が国民人気を掴んでおれば、選挙は全然怖くない。一時的に政権を失っても、そうそう悲観的になる理由はないのですね。
さてここは、座して滅亡を俟つか、戦って勝つか、よしんば負けたとしても、リターンマッチの道を残しておれば、さしあたり怖いものはない。Do Your Best! ま、そういうことではないかな?
カツ食べたい