アゴラ編集部の4/8付けアゴラ記事「トランプ大統領『日本は米国を非常に不公平に扱ってきた』:石破首相との電話会談直後に」へのコメントです。(タイトルに関するご注意:このタイトルは、英語でご理解ください。日本語の「トランプ」は、英語では「カード」、英語の「トランプ」は「切り札」の意味、そして「ジョーカー」は「冗談を言う人」です。)
日本はこれまで貿易でアメリカを非常に不公平に扱ってきた。彼らはアメリカの車をまったく買わないのに、アメリカは日本の車を何百万台も受け入れている。
この考え方は、日本でも珍しくありません。つまり、「機会の平等」ではなく「結果の平等」を要求する考え方ですね。徒競走でも、全員がおててつないでゴールイン、という奴です。
こうした考え方がもっと大規模に展開されているのが共産主義で、「能力に応じて働き、必要に応じて取る」ことを理想としております。トランプ氏ぐらいに進歩的な方であれば、こうした考えにとらわれることも無理はない。米国がそうなってしまうのも、歴史的必然性なのでしょう。
こうなりましたら、自由の女神をフランスに返して、代わりにレーニン像を設置するのが良さそうです。東欧のどこかの国には、不要になったのが転がっているのではないでしょうか。
あ、後半は冗談ですから、本気にされないよう、お願いします。
トランプ氏が求めているのは結果の平等であるという指摘は、4/9付けBloomBerg記事でもなされております。
日本で外国車もよく見かけるが、それは国内メーカーが提供できない何かがあるからだ。それが、日本の高級車市場で外国ブランドが存在感を示している理由だ。
メルセデス・ベンツグループは昨年、5万台以上を日本で販売。BMWやフォルクスワーゲン(VW)も成功を収めている。欧州車が高級イメージをアピールできている一方で、米国車の評判は良くない。
米国勢が努力を惜しまなければ、その評価は変わるかもしれないが、そうする米メーカーはほとんどない。日本でも富裕層が住む地域で目にする機会が増えているテスラは、その例外の一つかもしれない。同社は日本の販売データを公表していない。
ミラー氏のような苦情から判断すると、多様性・公平性・包摂性(DEI)やその他の「目覚めた」とされるイニシアチブへの反対で知られるトランプ政権は、アクセスにおける平等を望んでいないように思えるのは何とも皮肉だ。
むしろ、平等な結果という形での公平性を求めているのがトランプ政権だ。
米国が共産主義化するのは、時間の問題かもしれません。<=これ、冗談です。念のため
びんぼーがみ