岡本裕明氏の9/13付けアゴラ記事「自信をつけたのか、プーチン大統領の変化:中国・インド・北朝鮮との結束」へのコメントです。
中国、インド、そして北朝鮮を含む仲間たちとの結束
インドがロシアに接近していたのは、インドがロシアとともに中国と対立していたからではないかと思いますよ。つまり、印中の対立が激化する中、同じく中国と対立関係にあったロシア(ソ連?)に接近していたということですね。
元々インドは、東西対立の中で第三極という形で中立的ポジションにありました。昨今、中国とロシアが接近したということは、ロシアとインドが距離を置くことになるのではないかと思います。
そういうことであれば、日本や米国、あるいはNATO諸国にしてみれば、インドを取り込むチャンスということになるのではないでしょうか。ロシアに代わって、日本がインドに軍事技術を供与するくらいのことは考えなくてはいけません。
インドはロシアのエネルギー資源に頼る理由が全然ない。何しろお隣に中東産油国があるのですから。インドは、中国に次いで急成長中の大国であり、資源もあれば労働力も豊富で、この先巨大な市場が成長してくると期待される。このチャンス、我が国は確実にモノにしていかなくてはいけません。