コンテンツへスキップ

政策面以外の政治家批判も大事

岡本裕明氏の9/30付けアゴラ記事「人々はなぜ先鋭化するのだろう?:メディアやインフルエンサーの露骨な選挙干渉」へのコメントです。


政治家に対する批判は、基本的に、自由であるべきであり、政治思想以外の、見た目や性格の良し悪しを批判することだって、個人なり報道機関の勝手なんですね。これを「言論の自由」と言います。

石破総理に対する批判も、その政治的立ち位置や主張に対する批判よりも、立ち居振る舞いに関しての批判が多かったように私には思われます。こういった部分も、日本を代表するにふさわしい人を選ぶ際には、大いに判断基準になるのですね。

最近の自民党総裁選に絡んで各候補の奥方も何かと話題になり、「お・も・て・な・し」という言葉を思い出した方も多いかと思いますが、「おもてなしの三要素」というのがありまして、(1)しつらえ:空間、(2)装い:衣装・表情、(3)ふるまい:立ち居振る舞いや言葉遣い、がお客様をお迎えする際には大事であるとされております。

石破総理、実は、周囲が準備する「しつらえ」においては問題なかったものの、肩に白い粉の目立つ装いや立ち居振る舞いの部分で相当に問題ありとされたのですね。そのような失敗を繰り返さないという意味合いでも、政治的主張以外の、見た目や性格の良し悪しを議論するのも悪くないと思います。

対立関係にある外国の選挙干渉は、確かに批判の余地は多分にあります。このアナロジーでいえば、党首選に他党が干渉することは好ましいことではない。少なくとも、自党の利益を目的とした干渉は好ましくないのですね。でも、言論の自由は認められなくてはいけない。自らが支持しない政党の政治家に対する批判が禁止されるいわれはない、それがどんな形であれ自由な批判は許されるべきなのですね。

1 thoughts on “政策面以外の政治家批判も大事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です