意識を持つ機械のケーブルってのは、相当大変だねえ、と不安になってきました。しかし、なにも全てのCPUをケーブルで繋ぐ必要もないねえ、ってことで、意識を持つ機械の実装方法について、ちょっと考えてみました。
まず、一つのボードには10個程度のCPUを置くことができるでしょう。同じボードの上のCPUであれば、共有メモリーなどの高速通信が可能です。
更に、ボードの表裏にコネクタを設けて、これを繋ぎながらボードを10段重ねにすれば、重ねたボード間で、電気的な高速データ転送が可能です。
こうして10枚のボード(CPUは全部で100個)を重ねたブロックを、データバックアップ用のハードディスク(100GB もあれば十分)と共に一つのボックスに収めます。
これで、2次元の接続になっていますので、後、3つの次元の接続で5次元接続になります。
そこで、それぞれのボックスに百芯の(分岐機能付き)光コネクタを3つ設け、それぞれの心線を各CPUに接続しておきます。(各CPUは3つの光インターフェースを持つわけですね)
ボックスは10段10列の棚に収め、水平、垂直方向に、それぞれのボックスを百芯の光ケーブルで接続します。この棚を10並べて、それぞれの棚の同じ位置のボックスを、百芯光ケーブルで接続します。
これで、10万個のCPUが5次元接続されたことになります。
10CPUのボードは、百万円もしないでしょうし、それを十枚重ねた100CPUボックスも1億円もしないでしょうから、意識を持つ機械は、百億円も掛けずにできそうですね。
トライできないかなあ ...