この春のアニメ新番組につきましては、少し前のブログでも期待交じりにご紹介いたしましたが、これまでのところのチェック結果につきご報告いたしましょう。
まずはとんでもない話から。なんと、名探偵コナン、放送時刻が変更になるだけかと思っておりましたが、内容も再放送になってしまったのですね。まあ、あのコナン全シリーズを通しての初回でありますジェットコースター殺人事件は、もう一度観てみたいものだ、などと考えておりましたから、個人的には不幸な状況ではないのですが、これではトムスエンタテインメントはお金が稼げません。どうしたことでしょう。
もちろん、まもなく名探偵コナンの劇場版映画も公開されますし、先日ご紹介したルパンIII vs コナンも悪くはありませんでしたから、トムスの状況につきましてはそうそう悲観すべき状況でもないかもしれないのですが、その根幹でありますTV版の名探偵コナンが新作ではなく再放送というのは、これは少々問題であると思わざるを得ません。
そういえば、同じ再放送の涼宮ハルヒの憂鬱ですが、こちらは、以前の14話に対して28回というアナウンスがされておりますことから、新作の放映への期待も高まっております。しかしこれは、おそらくは期待はずれになるのではなかろうかと、私は危惧しております。
と、いうのは、京アニのサイトにそれらしい話がない一方で、角川チャンネルで流されましたへたれアニメへの言及が掲載されております。おそらくは15話から28話までは、あのへたれアニメでお茶を濁すことになるのではなかろうかと思われるのですが、これは、ハルヒシリーズにとりましてまったくプラスの要素にはならないようにわたしには思われるのですね。
もちろん、製作元であります京アニには、それなりの思い入れもあるとは思うのですが、これはやめておいたほうが良かったような気がしないでもありません。ま、いまさらこんなことをいったところで、どうなるわけでもありません。ておくれ、ですね。
さて、今春のアニメ新番組の評論とまいりましょう。
まずは期待の京アニの新番組、けぃおんですが、ふうむ、、、ですね。なんか、限りなくへたれに近い世界でして、もう少ししっかりしてほしい内容ではあります。まあ、この先緊迫感が出てこなくもない内容ですので、もう少しお付き合いはいたしますが。
ハヤテのごとく。これはまあ、お約束どおりの内容でしょう。悪くはありません。でも、一押しでもありません。ま、時間つぶしには悪いものではありませんので、一応は録画は続けます。
夏の嵐。こちらは、なんとも言いがたいアニメですね。こういうの、嫌いではありませんが、あまりにも安直なイメージがあります。ま、もう少し先までチェックすることといたしましょう。
なにぶん、春の新作アニメ、総てが出揃ったわけでもありません。この先、マクロスFのごとき、破壊的アニメが出てこないとも限りません。もう少しだけ、期待を持ちつつチェックを続けることといたしましょう。
それにしても、アニメのスポンサー、ほとんどが関係者ですね。これはほとんど末期的症状といっても良いかもしれません。アニメの製作元、元々赤字でアニメを作り、DVD販売で元を取っているのですが、ネットのコピーでDVDが売れず、赤字続きなのですが、テレビ局にスポンサーを強要されますと、赤字幅が拡大してしまいます。
なんとも悲惨な状況ですね。まあ、アニメのCMは、みていておもしろいのですけどね。