このブログでは何度か原発事故に関するアゴラの記事を批判してまいりましたが、さすがに最近の記事ではでたらめな記述は少なくなっております。ただ、書かれていることが少々おかしなことには変わりありませんので、改めて問題点を指摘し、あわせて今後の我が国のエネルギー政策がいかにあるべきかについて考察を加えたいと思います。 ... "我が国のエネルギー戦略について" を続けて読む
月: 2012年9月
被ばく限度線量に関する池田氏の混乱
原発事故に関連して池田氏の誤った情報の拡散に関してこのブログでは何度か苦言を呈してまいりましたが、最近の記事でも誤った(ないしは誤解を招きやすい)記述がなされております。くれぐれも、このような記事から誤った認識をされることのないよう、ご注意よろしくお願いしたいと思います。 ... "被ばく限度線量に関する池田氏の混乱" を続けて読む
原発事故は大した問題ではない、か?
原発事故は大した問題ではない、などというのがとんでもない主張であることは以前のこのブログでも述べたのですが、その主張を繰り返しておりますのがかの池田信夫氏。「18000人以上が死んだ地震・津波と、死者ゼロの原発事故のどっちがメジャーな災害なのか」というわけですね。 ... "原発事故は大した問題ではない、か?" を続けて読む
原発事故に際して避難すべき年間被ばく量について
最近のアゴラに「年間1mSv」はなぜ決まったのかと題する記事を池田信夫氏が書かれています。これは全く正しいことが書かれている半面、誤解を招きやすい内容でもありますことから、簡単に補足しておくことといたします。 ... "原発事故に際して避難すべき年間被ばく量について" を続けて読む
日本の原発。この壮大なる失敗から、いかにリカバリーするか
このブログではこれまで何回かにわたって、我が国の原子力発電をめぐる問題について論じてきました。しかしではどうすればよいか、という点に関して「まずは当事者、規制当局、アカデミズムなど等の「専門家」が国民の信頼を取り戻すこと」という処方箋を示してはいるのですが、それはそうそう簡単なことではないように思われます。そこで今回は、これからの我が国の原発はいかにあるべきか、この壮大な失敗からいかにリカバリーするか、という点について議論したいと思います。 ... "日本の原発。この壮大なる失敗から、いかにリカバリーするか" を続けて読む