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衆院選に小池百合子出馬?(追記あり)

東京都議会議員の川松真一朗氏のつぶやきがちょっと衝撃的です。

小池知事→衆院選出馬。
若狭勝氏→都知事選出馬。

これしかし、小池新党にとっては一発大逆転の妙手。衆院選と都知事選を同日選挙にするよう辞任日を選べば、事務経費もさほど掛かりませんし、選挙運動も効率的かつ効果抜群。

小池氏、この作戦に乗る可能性がかなり高いのではないでしょうか。

現在の小池新党衆院議員は、若狭氏が中心にいるものの、大部分のメンバーは民進党離党者であり、このままでは第二民進党になってしまいます。ここで小池氏が衆院に転じ、何人かの知名度の高い都民ファーストのメンバーを衆院に引っ張ってくれば、民進党色が薄まり、国民の期待が高まることも請け合い。

これ、民進党には致命的なダメージを与えることになるのですが、自民党にもかなりのダメージとなりそうで、痛し痒しといったところです。

小池百合子氏がお決めになることですから、致し方のないことではあるのですが、、、


本件BLOGOSにもコメントしましたが、小池百合子希望の党代表に就任のニュースが出ており、すでにこのケースはないものと思われます。


9/30追記:小池都知事の都知事辞任と衆院選出馬ですが、ここにきて再び可能性が増してまいりました。

民進党が事実上の解党状態となり、その所属議員が大挙して希望の公認を獲得すべく動いております。希望の衆院獲得議席は、現在の予想では50程度になるとみられており、これでは小池総理実現の可能性は低いと考えざるを得ないのですが、ここは勝負のときと小池氏が考えることは充分に考えられます。第一、50名の議員を擁すれば、これは野党第一党ということになり、その党首が衆院議員でないというのでは収まりがつきません。

小池氏には東京都知事の職責もあり、そうそう簡単に辞任することは難しいと思われますが、10月5日の本会議以降は都議会も閉会となり、都知事が辞任したことによる弊害はかなり減少いたします。また、都民ファーストの都議会議員の何名かは衆院に転出するものと思われ、繰り上げ当選がなくなる10/3以降にこの発表が行われるものとみられております。

それやこれやを勘案いたしますと、10/5頃に重大発表が行われ、小池百合子の都知事辞任と衆院立候補、おそらくは希望の都知事候補に若狭氏が立つこと、都民ファーストの都議会議員の何名かが衆院立候補することなどが発表されるものと思われます。

今回の衆院選は、予想外の混乱状態となっており、特に小池氏をめぐる先行きは全く予想もつきません。上の予想もどうなるか確かではないのですが、まあ、起こるとすればこのあたりであろうか、と現時点では予想しております。


10/1追記:ここにきて、出馬せずとの予想が強くなっております。たとえばこれ

今回の衆院選、小池百合子が首班指名を受ける可能性があるなら、小池氏は衆議院議員でなければならず、この選挙に出馬する必要があります。その可能性がないのであれば、なにも選挙に出馬する必要はないわけで、次の総選挙なり、次の次を狙えばよいということになります。

確かにここで小池首相誕生などということになりましても、小池氏が政治手腕を発揮できるかといえばほとんどない。もちろん、首相職が不可能というわけではないですよ。社会党の村山氏にしたところで、務まっているわけで。もちろんこれは、自民党との連立内閣だったのですが、官僚組織を使いこなすことができれば、党に人材は不要でしょう。

問題は、現在の東京都知事がおいしいポジションであるということ。オリンピックを控えておりますから。これを花道に、次は首相を目指す、というのは、なかなか良い筋書きであるようにも思えます。

ただし、記憶の良い方であれば憶えているかもしれませんが、オリンピックと東京都知事選挙が重なることを避けるため、それ以前の早い時期に都知事を辞職するというのが小池百合子の公約だったはず。今回彼女が都知事を辞職しない場合には、おそらく次の衆院選に合わせて都知事を辞職し、衆院選出馬となるのではないかと思います。この時は、小池氏はオリンピックを諦める代わりに、首相のポストを目指す、ということですね。

なるほど、これもなかなかダイナミックで良い作戦であるように思えます。がんばってください。