楽天カードを名乗る怪しいメールについては、以前もご報告しましたが、また来ております。ご注意ください。
例によりまして、このメールに含まれているリンクは、以下に示したソースのように、アンカーテキストと実際に飛ぶURLが全然異なっております。
<a href=3D"http://cz.marinhypnotherapy.com">https://www.rakuten-card.co. jp/e-navi/members/information/customer/index46346</a>
今回のメールは、非常に巧妙なもので、送り手に関わる情報は、上記URL以外にはまったく見出すことができません。("href=3D"に関してはこちらをご参照ください。)
当然、Fromも“support@mail.rakuten-card.co.jp”と、完全に楽天のものになっておりますし、Senderも含まれてはおりません。
ここは、ブラウザに、この手のリンクを誤って踏まないよう、注意を喚起する機能を付け加えていただきたいところです。つまり、リンク部分に表示されているURLと、実際に飛ぶURLが異なる場合には、マウスオーバーでマウス部分に注意メッセージを出すようにするなどの処置が望まれる、ということですね。
まあ、そういう機能が一般的になれば、詐欺師もまた別の手を考えるのでしょうが、、、
2/21追記:また来ていますね。
ヘッダをみますと、送信者のアドレスとして“95-43-228-147.ip.btc-net.bg (95-43-228-147.ip.btc-net.bg [95.43.228.147])”などという行が見えます。これはひょっとすると、送信者にたどり着く手掛かりになるかもしれません。
ちなみにbtc-netはブルガリアの"Bulgarian Telecommunications Company EAD" ("BTC")が運営しているネットと思われます。
なお、クリックする部分は以下の通りで、例によりまして、アンカーテキストとリンク先は全く異なっております。
<a href=3D"http://mh.shopmodafina.com">https://member.id.rakuten.co.jp=/rms/menufwd/7389360</a>