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トルコリラの急騰と七つの大罪

トルコリラが急騰しています。電車に乗ったら、あちこちで人身事故が起こっている様子。まさかとは思いますが、、、

あのイケハヤ師もトルコリラで消耗されている様子。まあ、強制ロスカットといいましても、さしたる額の損失ではない様子ですし、高知の山奥には電車など走っていませんから、こちらは大丈夫でしょう。

それにしても、この「人身事故」の原因がFXであると致しますと、全く馬鹿げたことがおこなわれていると言わざるを得ません。

負けたら命を差し出すなどというギャンブルは、いかに勝ったときに得るものが大きいとしても、トータルの期待値が大きくマイナスであること、まず間違いはありません。

最近のBLOGOSに「ケフィア事業振興会の被害者語る『亡くなった妻のお金を返して』」と題する記事が出ていましたが、これも似たような話です。

この手の人たちは、七つの大罪の二つまでを犯していることを自覚しなくてはいけません。つまり、「怠惰」と「強欲」ですね。なにぶん、何もしない(怠惰)で、ふつうよりも大きなお金を得ようと(強欲)しているのですから。

あ、何もしないのではなく、リスクをテイクしている、なんていうのは、ナシですよ。リスクをテイクしているという自覚があるなら、損失を被ったときに、慌てたりしちゃいけません。

キリスト教徒なら、こういう人たちは犯した罪の故にお金や命を失った、と考えるのかもしれません。大きな損失を被った人は、他人に文句をつける前に、自ら反省する必要があるのですね。

まあ、他人の無知に付け込んでお金を巻き上げようというのも、少々問題ではあるのですが、稼ごうとするならそれなりの努力が必要であること、うまい話などどこにもないことは、まず、理解しておかなくてはいけません。

それを理解していないから騙される。簡単な話なのですが、、、