2/16付けのBLOGOS記事「#立憲フェス2020枝野代表スピーチ全文」にコメントしました。
立憲民主党は、社会主義の方向に向かっているということですね。
手厚い福祉政策の実現を目指す。
そのためには、大企業から取り立てるという方向が示されているのですが、大企業といえども厳しい国際競争の中にありますから、日本で利益を上げにくければ海外に出ていってしまう。民主党政権時代に起こったことがそれでした。
財政の健全化については特段の主張がありませんけど、これはおやりになるのですよね。となりますと、増税、ということになる。かつての民主党政権時代の政策がこれでした。
しかし現実に、我が国はこれ以上の増税はできるのでしょうか。あるいはこのまま、国債残高を積み上げていく、というご主張なのでしょうか。
現実的な裏付けを欠く政策を主張するのは、なぜでしょう。深く考えない人たちに耳ざわりの良い言葉を投げかけれいれば、選挙の際に何人かは当選して、国費の割り当てが得られる。
でも、この国をより良い方向に舵取りしようというのではなく、おのれの利益のために票を得ようというのは、本末転倒だし、できもしない政策を主張するのは詐欺的行為ですらあります。
ここは、総合的に、予算的裏付けまできちんとはじいた総合的政策の形で主張されることをお勧めします。また、大企業増税にしたところで、その結果生じる経済社会の変化まで織り込んで影響を評価すべきところでしょう。
かつての民主党政権の際に起こったことをきちんと反省する。あの大惨事を繰り返さないこと。すべてはそこから始まるのではないかと思いますよ。