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2/28付け小宮山洋子氏のBLOGOS記事「新型肺炎対策 全国の小中高校の休校要請は唐突」へのコメント

2/28付け小宮山洋子氏のBLOGOS記事「新型肺炎対策 全国の小中高校の休校要請は唐突」にコメントしました。


今回の要請は、強制力を伴うものではなく、休校にするかどうかは、各県、各学校で判断すればよいだけの話です。

ホリエモンの本に、「走りながら考える」ということを推奨していたように記憶しています。すべてを考えてから走り出すのでは手遅れになるのですね。

アンディ・クラークの「現れる存在/脳と身体と世界の再統合」は、人の知性に関する興味深い分析が多々なされているのですが、その中に、人は環境を使ってものを考えている、という紹介があるのですね。

ジグソーパズルのピースを嵌めるとき、その形を分析してどう回転させればどこの隙間にあうかを頭で考えてから嵌める人は少ない。まずはピースをいろいろ回して、嵌りそうなところに嵌めてみる、というのが普通のやり方なのですね。

社会的な行動も、まず動いてみて、周囲の反応をフィードバックしながら詳細な行動を決めていくのが効果的なのですね。

そういえば、アニメ「魔女の宅急便」で、スランプに陥ったキキが女性画家から「まずはジタバタしてみることだね」という助言をもらうのですが、これがまさに、動きながら考えるということ。

緊急事態に際しては、特に、動きながら考えるというのが大切なことだと思いますよ。

そういう意味では、安倍さんのなすべき行動も「ジタバタする」ということではないでしょうか。

まあ、無意味な行動に走ってパニックになるようなら、これは考えないといけないのですが。