LM-7氏の4/1付けBLOGOS記事「100万人あたりの死者数推移から見るCOVID-19感染抑止の現状」にコメントしました。
新型コロナで死亡する人は、重篤な肺炎症状を起こすのですが、こうした患者に対して多くの場合CTが撮られ、コロナに特徴的なパターンが観察されることになります。
つまり、日本の新型コロナによる死亡者は、ほぼ把握されていると考えられます。
もちろん、医療機関がPCT検査を行わず、あるいはこれを届けないようなことがあれば、新型コロナによる死者も単なる肺炎として扱われてしまい、年間12万人の死者に隠されてしまうということもあり得るのでしょう。
しかし、院内感染のリスクを考えれば、医療機関が新型コロナを隠し通すことは非常に考えにくいし、現実にそんなことがおこなわれたら、新たなクラスターが発生して結局はバレてしまうはずです。
と、いうわけで、我が国の対応が【これまでのところは】うまくいっている。ただし、うまくいっているといっても、増加率が低いだけで、指数関数的な増加をしていないわけではない。早いか遅いかの違いはありますけど、いずれ、多数の感染者を出すことは目に見えているのですね。
だから、日本のアドバンテージは【時間】であって、この間に医療施設を拡充するなどの対応をしておかなくてはいけません。
もちろん、その間に特効薬が開発されたら、これはラッキーなのですが、、、