木走正水氏の4/11付けBLOGOS記事「『東京4日連続で最多更新』は事実なれど、東京の感染者推移はNYと同じ道はまったくたどっていない」にコメントしました。
倍化日数は、もっと小刻みに求めることができます。
4/11であれば、国内の累積感染者が5,902人なのですが、4/4が2,855人、4/5が3,191人ですから、倍化日数は7日となります。
同様な計算を累積の死亡者について行うと、こちらは4/11現在で16日となります。
この差が生じる理由は、治療技術が進歩して致死率が減ったということもあり得なくはないのですが、検査数が増加して軽症者も多数検出されるようになったことも、その理由の一つに考えられます。
日々の検査数は変動が激しいため曜日の影響も排除できる7日平均で見ていきますと、4/11が3,143件となっており、この半分の検査が行われたのは、4/2の1,306件と4/3の1,718件の間になります。検査件数の倍化日数は9日ということですね。
倍化日数に足し算が成り立つかどうかはわかりませんけど、累積感染者の倍化日数7日と、死亡者の倍化日数16日の差が、検査件数の倍化日数9日にぴたりと対応しているのは面白いことです。
あ、それで、このところの感染者の急増は、検査件数の増加が一つの要因でもあるということを押さえておいた方が良いと思います。
もちろん、死亡者も16日で倍増しておりますので、全く安心してよい、ということは全くないのですが、、、