新型コロナ感染状況の4/17版です。
我が国の状況
本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から503人増加して累計9,027人、死亡者は12人増加して累計148人となっております。
先ほどまで、厚労省発表の表は、感染者数と検査数が昨日の数字となっておりましたが、その後新しい数値に代わりましたので、こちらに修正しております。ただし、感染者数の増加は、累積感染者数の昨日との差を取ると585人となります。ここでは、累積数を正として後者の数字を採用することといたします。
問題は、死者数が本日分でも12人の増加と多く、累積死者数の倍化日数が12日まで減少しております。その意味するところは、我が国のコロナの感染状況は、3月末から、明らかに速度を上げているということ。従来の倍化日数2週間から倍化日数1週間へと短縮しているということを意味します。
こちらにつきましては、この先も監視を強める必要があります。
世界の状況
厚生労働省の発表による世界の状況です。世界のコロナ感染状況は相当な落ち着きを見せており、増加率の欄の赤い数字が少なくなる一方で、増加率1%以下を示す青い数字が増えております。
我が国の増加率が依然として高いままであることは大きな問題ですが、世界的な流行が頭打ちになっているのは良い兆候であるといえるでしょう。