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木村正人氏の4/22付けBLOGOS記事「『8割おじさん』北大・西浦博教授に右からも左からも批判集まる 出口戦略のカギは5月6日」へのコメント

木村正人氏の4/22付けBLOGOS記事「『8割おじさん』北大・西浦博教授に右からも左からも批判集まる 出口戦略のカギは5月6日」にコメントしました。


私もデータを追いかけておりますが、この方の言われていることは、おおむね妥当であるように思われます。

その一つに新規感染者数があります。新規感染者は変動が大きいため、普通、7日平均値で評価され、私もこれをみているのですね。

で、日本国内で発生した新規感染者の7日平均値は、4月16日より減少に転じ、この傾向は今も続いています。この間、週末もありましたけど、大丈夫だったのですね。

一方、新規死亡者の7日平均値は、現在のところ上昇を続けていますが、死亡者の変動は感染者の変動からおよそ14日の遅れをもって生じておりますので、4月末にピークを付ける公算が大と予想されます。

減少に転じたといえるためには、最大値から下に向かって変化する必要がありますので、確かに連休明け頃には死亡者も減少に転じたとする結論が得られる可能性が大きいわけですね。

もちろん、先のことですからどうなるか、確実なことは言えないのですが、今のところでは、おおむね8割おじさんに予想された通りの動きをしているといえるでしょう。

なお、その先の予想(八卦占いのようなもの)ですが、新規感染者数が減少に転じたといっても、依然として500人前後の感染者が日々発生しており、これが3月初旬の十数人程度のレベルに落ち着くまでは、接触防止の措置は引き続きとる必要があると思われます。

このあたりまで落ち着いて、クラスターつぶしがきちんとできるようになりましたら、再び緊急事態宣言前の落ち着いた日々が戻ってくると思います。