新型コロナ感染状況の5/2版です。
我が国の状況
本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から261人増加して累計14,383人、死亡者は26人増加して累計458人となっております。
そろそろ新規死亡者数が減少に転じてもよいころ合いなのですが、このところ減少する日もありますが、トレンドとしては引き続き増加傾向を続けております。何とか連休中にも減少に転じてくれればよいのですが、、、
世界の状況
厚生労働省の発表による世界の状況です。感染者と死者の増加率の欄では、値が1%未満であることを示す水色の数字がずっと増えております。世界的にも、感染者数はピークを付けてきているものと思われます。
感染者と死亡者の比率で、シンガポールとカタールは、1,000を超す非常に大きい値を示しています。これはもしかすると、徹底的な検査を行い、無症状の感染者も積極的に検出しているのかもしれません。
最近各所から、症状のない人たちの検査を行ったところ、10%近い人が新型コロナに感染していたとの報告がなされています。これが事実であるといたしますと、多数の検査を実施すれば多数の感染者が見出されることになります。
このような形で見出される感染者は、その多くが無症状ないし軽症者のはずで、その中での死亡者は少なくても不思議はない。それが、1,000を超える比率として表れているのかもしれません。
今のところ、シンガポールやカタールは、死者の人口に対する比率は低いものの、アジアや中東の国々と比べてダントツに低いわけでもありません。この先、死亡者の多い欧米各国でこのようなデータが現れますと、上の仮説は判断できると思います。これに関しては、もう少しデータをみていきたいと思います。