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自由人氏の7/30付けBLOGOS記事「『マイノリティ』が重要視されるPCR検査結果」へのコメント

自由人氏の7/30付けBLOGOS記事「『マイノリティ』が重要視されるPCR検査結果」にコメントしました。


日本と欧米のコロナの感染ですが、日本が先で欧米が後、というのはその通りなのですが、これはコロナ全体でのお話。

感染力の強いG型に関しては、欧米で3月上旬に猛威を振るって一部の国で医療崩壊を招き、これが3月の下旬に日本にもたらされ、4月上旬の感染者の急増と4月下旬の死者の急増を招いております。

日本が危機感を深めたのは、3月下旬のヨーロッパタイプの感染拡大であり、そういう意味では、日本が欧米の後を追ったという認識も間違ってはおりません。

なお、NYと日本はいろいろな意味で異なっており、たとえばNYは(他の州でもですが)バーや飲食店の店内営業を感染の拡大に応じて禁止しております。これは夜の街で感染拡大を招いた我が国とは全く異なる対応です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070200314&g=int

その他に関しても、様々な措置が取られており、我が国のお願いベースの対応とは相当に異なるところです。
https://www.ejapion.com/corona/23702/

ただし、こうした努力にもかかわらず、依然、全米の感染拡大は続いており、かなりの死者を出し続けております。日本がそうならないことは、祈るしかありません。


返信がついております。

加藤洋行

>我が国のお願いベースの対応とは相当に異なるところです。

それがかえって、幸いだったのではないですか。日本では法的にロックダウンができない。それが幸いだったと思う。ロックダウンをやった国では感染爆発を招いた。

>依然、全米の感染拡大は続いており、かなりの死者を出し続けております。日本がそうならないことは、祈るしかありません。

瀬尾さんの思考の根底にはいつも「欧米と日本は同じ」という前提がある。これがコロナ脳の特徴です。欧米と日本は状況や対応に違いがあるという点に、もう少し目を向けるべきだと思う。それこそがファクターXでしょう。瀬尾さんはまた「仮説レベル」だと取り合わない。説明はつかなくても、現に100倍の違いが出ているのに、その現実を無視する。「何かある」ことにも気が付かない。これもコロナ脳の特徴です。


加藤洋行

現状を見る限り、欧米よりも日本のほうが優等生であるのは明らかです。それなのに「欧米のマネをしろ」というのでしょうか。まったく説得力がない。劣等生が優等生のマネをするべきでしょう。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

| 「欧米と日本は同じ」という前提がある。これがコロナ脳の特徴です。

欧米も日本も、住んでいるのは「ホモ・サピエンス・サピエンス」つまり「ヒト」であり、問題になっているウイルスも新型コロナのG型であるわけですね。

だから、何らかの違いがあるという確証が得られない限りは、同じ現象が起こっても不思議はない。これは普通のサイエンスの前提でもあります。「再現性」ってやつですね。

一方で、結果として100倍の差が出ている。その理由が、人種的差であるということが立証されているなら、日本人は安心してよいかもしれない。でも、そういう立証はまだされていないのですね。

この大きな差が生じた一つのありそうな可能性が、マスクの着用で、3月末まで、アジア各国のマスク着用率が高かったのに対して、欧米のマスク着用率は非常に低かったのですね。

そうしたマスク着用率の高い日本においてすら、感染力の高いG型株の流入した3月末から4月上旬にかけては、感染の急拡大が生じたのですね。

100倍というと、大きな差であるように感じるかもしれませんが、指数関数的増加が発生した場合はこの程度の変化は簡単に生じる。倍化日数が4日なら、28日で128倍に増加する。40日なら1,024倍ですよ。

パンデミックの怖いところも、まさにこの指数関数的感染拡大が生じるからであって、一つ間違えると、人口の少なからぬ割合が感染することになる。無視できない致死率の病気に関しては、これが最も恐れられている点です。

感染拡大を防ぐ因子があるなら、これは幸せなことです。でも、立証されてもいない因子を信じてそれに命をゆだねるなどということはすべきことではない。

そう思われませんか?


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

| 劣等生が優等生のマネをするべきでしょう。

この手の問題に劣等生も優等生もありません。

我が国の死者はたまたま少なかった、というのが実際のところでしょう。

私の予想が正しくてマスク着用率が高かったことがアジアの感染拡大を抑制したとしても、それはアジア人が賢かったというよりは、SARS、MERSの経験からマスクが有効であると知っていたからにほかならず、その経験に乏しい欧米の人がそうしなかったのはたまたまであるともいえます。

まあそこに、アジア人蔑視の感情が絡んでいたのではないかと私はにらんでいるのですが、これも彼らがばかだからというわけでもないように思います。これは、業(ごう)、というものかもしれませんね。

また一部の人たちが指摘するようにファクターXが何らかの遺伝的特質であるとしたら、これにも優等生も劣等生もないはずですよね。

ひょっとして、わが大和民族は優等民族である、世界はわが元に跪け、というご主張なのかな? これはちょっと、危険思想であるような、、、

現実に日本が欧米の真似をすべきであるとしたら、その合理的思考様式を見習わなければいけない、ということですね。個々の行為を真似する必要はありません。事情が異なりますからね。

ウイルスの感染という現象は、優れて医学的な自然現象であり、自然法則に従って事態は展開すると考えなくてはいけません。科学的、合理的な判断こそが求められております。これは、欧米の伝統ともいえるやり方です。

この手の問題におかしな思い込みをもって接することは、被害を拡大するリスクを高めるだけです。

自分が個人的に危ない行為に及ぶことは、褒められないにせよ、見逃されてもよいかもしれませんが、他人を危険にさらすような真似は、あまりしない方が良いのではないかと思います。


加藤洋行

あと、コロナ脳の人は無駄に文章が長い。いつも「もっと見る」をクリックさせられる。もう少しポイントを絞って書いてくれると、読みやすくなるんだけどね。まさに老害。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

| もう少しポイントを絞って書いてくれると、読みやすくなるんだけどね

基本的に、(引用部以外の)最初のセンテンスを読むと、そこで言いたいことが分かるようにするべく、心がけております。

最初に茶々を入れている場合もあるのですが、、、

前者はジャーナリストの文章の基本、後者は落語家の話の基本、なのですね。

それはともかく、指摘するポイントを原理原則からきちんと説明しようとすると、どうしても文章は長くなってしまいます。

実は、電子的コミュニケーションが発達した結果、短いフレーズで人々に訴えかける形のコミュニケーションが多く行われるようになりました。

これで成功したのが小泉氏、失敗したのが渡辺喜美氏のおやじギャグなのですが、それはともかく、「電子的コミュニケーションは、その速度のゆえに、民主主義を破壊する」とポール・ヴィリリオが述べているのですね。(本間邦雄訳:電能世界: 明日への対話,産業図書 (1998))

ヴィリリオは、テレビを念頭にこの発言をしているのですが、インターネットの特性がまさにこれで、これを使い慣れてしまうと、ワンフレーズしか頭に入ってこない。

これで伝わるのは、感覚的なメッセージで、訴える対象は「共感」なのですね。これでは、一時の感情や目先の利害に動かされ、合理的な判断には至りにくい。大きな不幸を招くリスクも多分にあります。

実は、そういうことが起こっているというのが、今回のコロナをめぐる一連の動きであるようにも思われ、ことが人々の健康・生命にかかわるだけに、少々危機感を覚えている次第なのですね。

長い文章も、読み慣れれば、それほど苦痛なく読むことができます。悠久の時の流れに触れる優雅な時間を過ごすことだって不可能ではない。

そうできるよう、人類が積み重ねてきた文化の一端にも触れるよう、工夫はしているのですが、、、

1 thought on “自由人氏の7/30付けBLOGOS記事「『マイノリティ』が重要視されるPCR検査結果」へのコメント

  1. mi.mino

    >>アメリカのニューヨーク州では1日の死亡者数が最大で800人を記録したことは記憶に新しいが、その後は下がり続けて、7月11日には、遂に死亡者が0人になり、17日、19日も0人だった。

    まあこれは良いこと。

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