コンテンツへスキップ

中村ゆきつぐ氏の8/1付けBLOGOS記事「本当新規患者発生数は止まらない!でも重症者は減少。NHK重症者3倍増えたって少しおかしくない?」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の8/1付けBLOGOS記事「本当新規患者発生数は止まらない!でも重症者は減少。NHK重症者3倍増えたって少しおかしくない?」にコメントしました。


| 政府は経済のためギリギリまで攻めると決めたのならもっと強く発信するべきです。

これは、きちんとした戦略下で数値予測を行って、方針を決めているなら可能なのですが、場当たり的に、声の大きさで方針を決めてしまっていたらできない話です。

そもそも、この手の合理的予想は専門家会議がすることで、政府はこれを参考に、きちんとした判断を下すべきところ、すでにこれらの方向性はバラバラになってしまっております。

今必要なことは、日本のコロナに対応する前に、自民党内の火消しをすること。これにそれほどの時間的猶予はないのですね。

ここは、安倍さんのお手並み拝見とまいりましょう。


返信がついております。

Tetsuharu Kawasaki

天気予報でさえ1週間後は予測できないのに 1回も体験したことがない状況で予測

文句言うやつは誰一人数字を追っかけないで お花畑を繰り返す


加藤洋行

Tetsuharu Kawasaki

そうだよねえ。「42万人死ぬ」は当たったのか?という話ですよ。もう日本の専門家なんて信用を失っています。占い師と同じレベルです。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

| そうだよねえ。「42万人死ぬ」は当たったのか?という話ですよ。

このあたりは、山本一郎氏がすべてを語りつくしておられます。 https://blogos.com/article/461099/

ここに引用されている津山氏のコメントを以下に再録しておきますね。

------

〈新型コロナ対策が奏功して感染者数、死亡者数を抑え込むことができたら、そこまで厳格に休業要請する必要なかったのではないかなどと言い出す人が出てくることを心配しています。抑え込みに失敗して感染爆発起こしたら失策だと責められ、成功してコントロールできてもそこまでやる必要なかったと責められる。他の国はもう少し政府やリーダーシップに対して支持的だと思うのですが〉

------

専門家の予言は、いろいろな意味で的中しております。


加藤洋行

瀬尾 雄三

これはもう、言い尽くされています。「42万人死ぬ」と言っておいて、1000人しか死ななかったら、「対策が効いたからだ」と言える。42万人以上死んだら「対策が不十分だったからだ」と言える。どっちに転んでも言い訳できる。もっといえば、「42万人」に意味はない。1万人でも、10万人でも、同じ論法が使える。まさに占い師だ。


加藤洋行

>他の国はもう少し政府やリーダーシップに対して支持的だと思うのですが

ここは、逆の意味で同意ですね。コロナの抑え込みに失敗した「他の国」の大統領や市長は称賛され、抑え込みに成功した日本の総理大臣はボロクソに言われている。これはいったい、なんなんでしょうね。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

| 「42万人」に意味はない

感染症の拡大という現象を表現する数理モデルはすでに作られており、現実の疫病に対して初期段階での感染拡大からモデルのパラメータを推定することも一般に行われているのですね。

この数理モデルは、分枝過程(ブランチング・プロセス)と呼ばれるもので、発生した事象が新たに同様な事象をいくつか発生させる。通常は「移入を伴う分枝過程」と呼ばれ、他の自称によって引き起こされる事象以外に、外部からの流入ないし自然発生の確率も見込んでおります。

このモデルは、疫病以外に、新製品の売り上げや噂の伝搬などを説明するのにもつかわれており、マーケティングの世界では、自分の判断で購入するイニシエータと他人が使うのを見て購入するイミテータに分けて新製品売り上げを予測する「バスモデル」が知られております。

で、疫病の伝搬を支配する因子が事象が生み出す事象の数、再生産数であり、一般に、これが1以上であるときの拡大再生産と1未満であるときの縮小再生産のいずれかの過程をたどる。

つまり、疫病感染の行く末は、再生産数が変化しないなら、国民の大多数が感染するか、自然消滅するかの二つに一つということになる。

だから、感染拡大が生じているときは、何らかの対応をして、再生産数を1未満にしなくてはいけない。そうしなければ、国民の大多数が感染してしまうのですね。

だから、何もしなければ42万人、という話に不思議なことはまったくない。あたりまえの話なのですね。

ことコロナの問題に関して、そういう学問の積み重ねを完全に無視した議論がまかり通っていることが、非常に不思議であるように、私には思われます。

そして現在、感染者倍化日数10-12日で、実効再生産数1.3前後と推定されており、このままの状態が続けば、以前と同様に、死者42万人への道を進行中、ということになります。


加藤洋行

瀬尾 雄三

「42万人」以上に残念だったことは、「何も対策をとらなければ」という前提条件を付けたことですね。あの時点で渡航禁止などの対策は打っていた。我々国民が知りたいのは「現状のままだと、どれくらいの死亡者が出るのか」「その死亡者を抑えるためには何が必要なのか」だったのに、専門家はそれに答えてくれなかった。で、出てきたのは「接触8割削減」。「何も対策をとらなければ」という前提の上で「8割」と言っているのだから、大きめの数値であることは誰でもわかる。あの瞬間に、専門家会議は信用を失ったのだと思う。


望月 聖仁

加藤洋行 さん

「何も対策をしなければ」という前提条件をお忘れじゃありませんか?


望月 聖仁

研究対象が現実の人間社会だから、物理や化学の様に再現実験が出来ない以上、結果については色んな解釈が出て来る。

証明など確定的なことは何一つ言えないのが、仕方ないのに、対策した結果についてあれやこれやと感情的に非難合戦することは無意味ですね。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

自然科学の予想に際して条件を付けることは至極一般的なことであり、その予測に際しての論理が専門家の領分ということになります。

もちろん、前提がおかしいという議論は成り立ちますけど、あまりその議論が行われませんでした。

なお、コロナの感染拡大を記述するモデルにおいて、感染者が感染者を生み出す集団内部での感染プロセスと、海外からの感染者の流入(移入)は異なる扱いをしており、再生産数が問題となるのは前者のみで、移入は接触8割減とは無関係の話なのですね。

だから、渡航禁止などの処置は、感染拡大の速度には影響するものの、拡大防止の処置の必要なレベルを決める条件には影響を与えない。

「前提条件が異なる」といっている意味は、接触8割減に対応する処置が行われたこと。完全ではないにせよ、かなりの程度接触が減少し、実効再生産数が1を割ったことが、この予測を外す原因となったのですね。

そしてこの提言は、まさに予測を外すことを目的として行われた。大量の死亡者の発生を防止するために行われ、まさにその目的が達成されたから予測が外れた形となっております。

これは、賞賛こそすれ、非難するような要素は全くない。そう考えるのが普通だと思いますよ。


加藤洋行

瀬尾 雄三

結局、8割おじさんが「何も対策をとらなければ」という前提条件を付けたということは、あの時点での様々な対策がどれくらいの効果を生んでいたのか、分析できなかったということでしょう。つまり、一種の逃げです。専門家であるからこそ、わからないことは素直にわからないと言えばよかった。


加藤洋行

それから、「接触8割削減」って、これはもうロックダウンですよね。8割おじさんは「ロックダウンしか有効な対策方法はない」と思っていたかもしれない。しかし、欧米でロックダウンをやった国はどこも失敗している。日本ではせいぜい「4割削減」だったといいます。このゆるい規制が、また奏功する。日本人はどこまで運がいいのか、と素直に思います。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>これは、賞賛こそすれ、非難するような要素は全くない。そう考えるのが普通だと思いますよ。

違いますね。「対策が効いた」といいたいから「42万人死ぬ」と高めの数字を出したんですよ。こんな簡単なトリックを見破れないようでは、占い師にだまされますよ。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

> あの時点での様々な対策がどれくらいの効果を生んでいたのか、分析できなかったということでしょう。<

まず、分枝過程という確率過程は、古くから知られたこなれた理論であって、難しい点や論議を呼びそうな部分はほとんどない、ということをご理解ください。

このモデル、新型コロナにあてはめれば、海外からの持ち込みや自然発生が一定の比率で発生する一方で、国内に存在する感染者はある時間遅れで他の人に感染させるのですね。

で、感染が拡大しているなら、その拡大のスピードで判断すればよい。この時点でとられていた対策の効果その他も、込みで把握することができるのですね。

つまり、感染者が二倍になるために必要な日数(倍化日数)が世代間隔(例えば5日)の二倍(つまり倍化日数10日)であれば、世代間隔では1.4倍(√2倍)になっているわけで、再生産数は1より大きい。

この状態が保たれるなら、感染者数は増加し続けることになります。どこまで増加するかといえば、日本の全人口による制約を受けるまで、ということになるのですね。

逆に、再生産数が1未満であるなら、感染者数は減少し続けているはず。再生産数が1より大きいのか小さいのかを見分けるのは、感染者が増えているか減っているかをみるだけの、至極簡単な話なのですね。

再生産数が1以上の場合、感染拡大のスピードがいろいろと異なっても、最後にたどり着くところは同じ、日本の人口の制約で決まる感染者数となります。

これに致死率を掛ければ死者の数が出る。ここに死者数を操作する余地はあまりない。

もちろん、全人口にまで感染が拡大する以前に何らかの手が打たれるのが普通であり、「何も対策をとらなければ」などという条件が成り立つ可能性はほとんどないことは確かでしょう。

でも、予測とはそういうものであって、この部分に文句をつけても始まりません。

1 thought on “中村ゆきつぐ氏の8/1付けBLOGOS記事「本当新規患者発生数は止まらない!でも重症者は減少。NHK重症者3倍増えたって少しおかしくない?」へのコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。