篠田英朗氏の8/4付けBLOGOS記事「止まらなかった陽性者拡大 ~『日本モデル』vs.『西浦モデル2.0』の正念場(その4)~」にコメントしました。
西浦モデルというのは、単純な分枝過程のモデルで、多くの実績がある(というより、一般的に使われている)モデルですね。
つまり、定説が再確認された、ということで、新発見を期待する向きには残念な結果かもしれませんが、妥当な結果ということもできるでしょう。
で、次の部分は注目に値します。
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この観察が正しいとすると、魔の4連休だったと言えないこともない。が、その程度のことはいつでも起こるということだ。実効再生産数を1以下にするのは、簡単ではない、ということなのだろう。
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「魔の4連休」とは、GoToキャンペーンがまさに期待した連休ですよね。何を期待したかといえば、人々が観光旅行に出かけることを、、、
でその結果起こったことはこういうことなのですね。
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7月上旬に高い数値を示しながら、その後は緩やかに鈍化する傾向を見せていたにもかかわらず、実効再生産数1を下回るかもしれない直前の7月下旬で、反転した様子を示している。
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「4連休のところで反転した形になっているが」などとのんきなことを言っていますけど、ハッキリ言って【この反転は人災】ですよ。
これ、どうしてくれるのですか!!
まあ、まだ完全な結論が得られているわけではないのですが、、、
西浦モデルは、何もしなければこうなるというものだ。
そしていまの状態は何もしていないのにひとしい。
それどころかGOTOで加速している。
GoTOはとっととやめるべき。