ヒロ氏の8/12付けBLOGOS記事「香港の国安法は現代の文化大革命か?」にコメントしました。
かつての農耕社会なら、反逆者をことごとく始末して専制国家を築き上げ、強大な権力をもって国を支配すれば経済的にも発展したでしょう。
ところが、科学技術がものをいう時代になると、自由な発想ができる人間を確保しなくてはいけない。東西冷戦で東側が没落した要因の一つは、自由が制限されていたこと、人権の軽視にあったのでしょう。
これから、AIが本格的に使われる時代には、この傾向はますます強まるはずで、専制国家中国が没落の道をたどることはほぼ既定の路線。今日の北朝鮮を何十倍にも拡大した光景が中国全土を覆うことになるのでしょう。
だからといって他国がこれを救済すべきではない。織田信長がいくら無茶苦茶をしたからといって、中国皇帝が彼を滅ぼすべきであったとは思えないのですね。自国のことは、自国民が解決しなくてはいけない。
周辺諸国としては、中国の害が及ばないように監視と警戒を怠らず、攻めてくるようなら撃退する程度にとどめておくのが、正しい対応であろうし、それが結局は自国の利益にかなうでしょう。
中国の国民にはお気の毒ですが、他国にとっては、潜在的な強力な競合相手がこけてくれることは歓迎すべきことでもあるのですね。
表立って喜ぶのも、どうか、とは思いますが、、、
それは国際社会の特にアメリカの監視次第。
まあ習近平氏は毛沢東にくらべかなり小物だから文化大革命ほどの大事にはならない。
そういえば毛氏がなくなった時、学校の校内放送でながれた。まさに当時の日本の教育は共産党に毒されていたのだなあと。