PRESIDENT Onlineの8/12付けBLOGOS記事「視聴率稼ぎで『コロナ不安』と『やらせ』を垂れ流すテレビは終わりだ」にコメントしました。
テレビが視聴率第一で、正確性ないし妥当性に欠ける情報を流し続けているのはその通りで、テラスハウスなどをその代表に上げるのも悪くはありませんが、これ、今に始まったものではないのですね。
> かつてのテレビ朝日には、久米宏の「ニュースステーション」や田原総一朗の「サンデープロジェクト」、鳥越俊太郎の「ザ・スクープ」などがテレビジャーナリズムを競い合っていた。だが、今のテレビ朝日にはその面影はまったくなくなってしまった。<
ちょっと待ってほしい。これ、似たようなものだと思うのだが、、、
と、いうよりは、この【かつてのテレビ朝日】の面々が、テレビをこんな風にしてしまった張本人たちなのではないですか?
なお、現時点でのコロナはさほど危険でないことはその通りなのですが、この先、気温が低下する時期に爆発的な感染拡大を起こす危険は依然として存在し、これを避けるための準備は怠りなくしておかなくてはいけません。
ちなみに、以下の一文は、ミスリードですね。こういう書き方をしてはいけません。
> コロナは屋外ではなく、飲食店や家庭内で感染が広がっているので、湿度が上がっても下火になることはない。 <
暑い時期になればコロナが下火になるわけではないのはその通りなのですが、気温とコロナの感染力に関係がないとは言えないし、誰も言っていないことに注意しなくてはいけません。
コロナによく似たインフルエンザが冬に猛威を振るうのはよく知られたことですし、南半球が冬に入ったこの夏に、中南米でコロナの感染が拡大している。
日本は、ないし北半球の国々は、気温の低下に備えなければいけない。
新型コロナとの本当の闘いは、この冬であるということ。これを心しなくてはいけません。
専門家の意見とはいえ実験の裏付けがなければエビデンスレベルが低い。