新型コロナ感染状況の8/15版です。
我が国の状況
本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から1,356人増加して累計52,869人、死亡者は12人増加して累計1,084人となっております。
下の図は新規の7日平均値をプロットしております。新規感染者の7日平均値の増加は、どうやらこのあたりで頭打ちとなった様子です。
本日の死亡者数は12名と、昨日に引き続き二けたとなっております。新規死亡者の7日平均値の倍化日数は、9, 10, 10, 8, 9, 9, 10, 9, 7, 8, 8, 9, 10, 9日と、指数関数的増加を継続中です。
新規感染者は、8/7をピークに減少に転じておりますが、新規死亡者はこれから2-3週の遅れをもって変化するのが常であり、8月の20日過ぎから8月末頃に新規死亡者のピークを迎えるものと予想されます
死亡者の倍化日数は7日平均値で、現在、9日程度で安定しており本日の死亡者は12名ですから、8月下旬の新規死亡者は20-30人程度と推定され、5月初旬の前回の死亡者のピークと同程度の死亡者が発生するのではないかと予想されます。
これは、感染者数が3倍近くあることに比べれば低い値ですが、4-5月の時点では37.5℃以上の高熱が4日以上継続したものをPCR検査対象としていたのに対して、最近はより軽症者も検査対象としているため、感染者に占める軽症の者の比率が高いためと考えられます。
世界の状況
厚生労働省の発表による世界の状況は、本日はデータの更新なしとなっております。
神奈川136人