諌山裕氏の8/19付けBLOGOS記事「熱中症は新型コロナよりリスクが高い?」にコメントしました。
新型コロナはうつるんですね。熱中症はうつらないから、パンデミックにはならない。新型コロナも、パンデミックにさえならないなら、そうそう心配した話ではないのですね。
死亡のリスクという話であれば、新型コロナも熱中症も、騒ぐ必要は全然ない。肺炎では毎月1万人が死んでいるし、がんで死ぬのはその3倍います。
だから、死亡リスクが相対的に低いなら無視してよいということになるなら、がん以外の死亡原因は全然問題にならない。
この理屈なら、毎月300人しか死んでいない交通事故など、全然心配する必要はないのですね。スピード違反の取り締まりなど止めてしまえ、などと主張いたしますと、大いに賛成を集めそうですが、、、
もちろん、そういうことにはならないわけで、多い少ないは別として、そこに死ぬ人がいる限り、死なないようにすることが大切ではある。世に危険があるならば、その被害の大小を問わず、それぞれに対応しなくてはいけません。
悪事がばれた人が、俺以外にも、もっと悪い奴はいっぱいいる、といっても、許してはもらえない。それとおなじことです。
返信がついております。
加藤洋行
>多い少ないは別として、そこに死ぬ人がいる限り、死なないようにすることが大切ではある。
しかし「コロナ怖い」と言っている人から、インフル対策や交通事故対策をしっかりやれ、という声は上がらない。熱中症患者が増えても騒がない。不思議です。
瀬尾 雄三
加藤洋行 さん
> 「コロナ怖い」と言っている人から、インフル対策や交通事故対策をしっかりやれ、という声は上がらない。<
そりゃそうでしょう。
飛行機が墜落して死ぬよりも、飛行場まで行く自動車の事故で死ぬ確率が高いそうだけど、飛行機事故の専門家は、自動車事故を防ぐための提言などしない。
そしてそれがあたりまえで、何ら不思議な話ではない。
人にはそれぞれ、専門なり、興味の対象というものがあって、重要度で序列をつけて高いもの順に議論しなくちゃいけないわけでもない。
こうしたことは、それぞれの専門家に任せておけばよいわけです。熱中症なら、熱中症の専門家なり熱中症評論家なりに任せておく、ということですね。
コロナはコロナで危ないわけで、パンデミックという破局的災害につながるリスクもあることから、これを心配する人が多いことも理解できるし、専門家が研究する価値も高いわけです。
他の災害・病気への対策はそれはそれで研究すればよいし、そうする価値を否定しませんけど、その重要性ゆえにコロナ対策を否定する理由はない。
これを否定する人がいることが非常に不思議な話であって、夜の街へのシンパシーなのか、マスコミにちやほやされる専門家への嫉妬心なのか、その理由をいろいろと邪推したりしてしまいます。
熱中症でどうしてもマスクがいやならフェイスシールドにすればいいのでは、