藤沢数希氏の8/23付けBLOGOS記事「コロナ禍、米大統領選挙、バブル…」にコメントしました。
支持しました。
高齢者だけを隔離しておけば万事解決、などという方もおられるのですが、我が国の70歳以上の人口はおよそ2,800万人、しかも金融資産の多くをこの人たちが保有しており、彼らにお金を使ってもらわなければ経済が冷え込んでしまいます。
逆に彼らが動き出して感染したりすると、かりに1%が死亡するとして28万人の犠牲者をだすことになる。これは、荒唐無稽との批判を浴びた西浦氏の42万人に近い数字で、そうなる前に、ロックダウンなどの対応がとられるはずで、経済には致命的なダメージを与えることになります。
結局のところ、徹底したクラスター対策で、ニュージーランド並みの感染ゼロを目指すことが、現実的に日本経済を救う唯一の道ではないかと思いますよ。
そしてそれは不可能ではなかった。東京の感染拡大を調べた結果をみれば、今回の感染拡大は新宿から始まって、都内の盛り場に飛び火し、次いでその周囲に拡大している。
つまり、早期に夜の街を閉鎖したら、今回の感染拡大は防げた可能性が高いのですね。
もちろん、現行法制でこれはできない。だから、冬が来る前に法律を改正して、緊急事態には店舗などの営業停止命令を下せるようにしておかなくてはいけない。
もちろん、新型コロナがかつての威力のない形に弱毒化している可能性だってゼロではありません。だけどこのような幸運に、日本の未来をかけてしまうことが果たして妥当か。
私には、このような幸運に頼ることは、はなはだ危険な行為であるように思われるのですね。
>>つまり、早期に夜の街を閉鎖したら、今回の感染拡大は防げた可能性が高いのですね。
その通りです。更に言えば早期に中国人を締め出した台湾のようにすべきだったのです。
経済的影響力でいえば台湾は中国の依存度は日本のそれに比較して大きい。
にもかかわらず、台湾政府は断じておこなった。
結果は、いうまでもありませんね。
>>残念ながら、日本は緊急事態宣言でほぼゼロまで感染状況を抑えたが、政策的には最もウイルス対策に失敗している米国に近く、その後は再び蔓延させてしまい、米国ほど死者は多くないが、経済のパフォーマンスは米国の相似形となってしまっている。
ほんとうに残念です。それでも、日本政府は重症者に視点をあてていたこと。マスクを推奨していただけでもよかったです。