PRESIDENT Onlineの10/10付けBLOGOS記事「デジタル庁の創設をムダに終わらせないための3つの『ない』」にコメントしました。
これは結局、信頼性の高いプラットフォームをデジタル庁が作り、セキュリティが確保される標準的なプロトコルを定めて、各省庁にサービスする、という形で進めることになるのではないでしょうか。
認証や暗号化は、デジタル庁が研究資金を出して、大学やメーカに研究させる。我が国はこの分野で、さほど遅れてはおりませんから、うまくいけば世界でも最先端の技術を押さえることができ、各国に売り込むこともできるかもしれません。
まあ、そのぐらいの大きな夢をもって仕事をしなくてはいけません。
目標を高く持てば、各省庁がちまちまとシステムを開発することは無駄だと分かるはずで、全部をまとめてデジタル庁に任せるのが効率的と理解されるはず。
そういう意味からも、まずは大風呂敷を広げることが肝要です。
どの程度予算を振り分けられるかがポイントです。
>>これは結局、信頼性の高いプラットフォームをデジタル庁が作り、セキュリティが確保される標準的なプロトコルを定めて、各省庁にサービスする、という形で進めることになるのではないでしょうか。
そうですね。うまくまとめられるといいのですが、情報システム部は銀行や大企業とか官僚組織のようなところでは、出世を外れた人がやるものというイメージが持たれています。そのためCIO最高情報責任者は他の取締役にくらべて権力が弱いです。
ここが結局、日本のデジタルが遅れた原因です。これをいかようにつき崩すがが難題です。