早川忠孝氏の10/28付けBLOGOS記事「直ちには違法ではない、と法制局が言っても、別にそうすることを勧めているわけではないのだが…」に茶々を入れました。
枝野さ~ん、disられてますよ~!!
まじめなコメント(以下)もつけておきました。
弁護士の方が書かれたエントリーにこういうコメントを付けるのは恐れ多いことですけど、あえて書いてしまいましょう。
法解釈を仕事としている一つの職業が弁護士であるわけですが、弁護士の法解釈は、依頼主に都合の良い形に行う、という傾向があるのですね。
この都合の良い解釈は、時に行き過ぎて、裁判官が依頼主においしすぎる解釈を認めてくれない場合あるわけで、裁判に負ける、などということも(しょっちゅう)あるのですが、弁護士にすれば勝っても負けても仕事になる。
逆に、双方の弁護士が依頼主に都合の良い解釈を行うから裁判に発展するようなところもあり、ひょとするとこれが弁護士の狙いではなかろうか、などと、あらぬ(?)疑いを依頼主は抱いたりするのですね。
内閣法制局にも、この弁護士的な性格があるのではないでしょうか。この場合、内閣が依頼主に相当するわけで、方針の異なる内閣が誕生すると、法解釈が変化することは不思議ではない。
ただし、弁護士が裁判に負けることは(どのみち一方が勝って他方が負けるわけですから)織り込み済みだけど、内閣法制局は立場上負けるわけにもいかない。だから、枝野氏ばりに「直ちには」などという言い方をするのではないかと思いますよ。
皆さん、それぞれに苦労されていることが、なんとなく透けて見えますね。
>>菅さんは、どちらかと言うと、立ち止まらない人のようである。
そう思う